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大谷翔平選手など15人のレジェンドたちを描いたミューラル (壁画)を披露

ミューラル (壁画)アートカンパニーの株式会社OVER ALLsは、エスコンフィールドHOKKAIDOにファイターズの歴史を築いてきたレジェンド15人を描いたミューラルアートを制作しました。北海道日本ハムファイターズは2024年に球団創立50周年となり、本アートは50周年を記念するものです。

©H.N.F.
©H.N.F.

私たちが描きたかったこと

OVER ALLsが手がける、ミューラルの特徴は「みんなの想いを受け止めて描く」という点です。アーティストの自己表現ではなく、みんなの心の中にあるWOW!(感動などの心の動き)を引き出して、大きなミューラルアートにして掲げる。いわば、みんなの心の拡声器になるイメージです。
現代社会では論理、手法といったHOWが支配的となっています。ビジネスの現場では特に顕著です。ですが、私たちはHOWのなかで押し込められがちな、WOW!という感情を大切にしたいと考えています。ひとの心、そして世の中を動かす原動力になるのは、WOW!しかないと信じています。
「日々の仕事に追われる中で忘れがちな企業理念をミューラルにしたい」「会社の歴史の中にあるDNAをミューラルにしてベンチャースピリッツを思い出したい」「過疎の町でも楽しんでいる大人がいるってことを大きなミューラルにして掲げたい」など毎年30から50作品、様々な方々の想いをミューラルアートとして描いています。
今回のミューラルに込めたのは「夢を追いかけよう!」という、子どもたちへのメッセージです。15人のレジェンドたちは子どもの頃からの夢を諦めず、追いかけ続けた人たちです。
野球に限らず、音楽でも、美術でも、スポーツでも、何でも。エスコンフィールドHOKKAIDOを訪れた人たちがミューラルでWOW!という感情を思い出し、ファイターズの15人のレジェンドたちのように夢を追いかけて欲しい。私たちは心からそう願っています。

OVER ALLsの作品例

FUTABA Art District

場所:双葉駅周辺、双葉町産業交流センター周辺(福島県)

原発事故で無人になった福島県双葉郡双葉町。そこに私たちはミューラルアートを描きました。WOW!の力を証明したい。ただそれだけの想いで描きました。
2020年から制作を始め、双葉と東京の往復は軽く20回を超えました。描いたのは13ヶ所の壁画です。企業や官公庁からの依頼ではありませんでした。復興を支援したい、被災地の方に頼まれた、ボランティアなどでもありませんでした。では、私たちは何のために描いたのか。それは、私たちが双葉町でWOW!のカを証明したかったからです。このミューラルを見た人の心のなかで、WOW!の輪は確実に広がり始めています。

ミズノ フットボール

場所:時之栖スポーツセンター うさぎ島グラウンド(静岡県御殿場市神山大野原1940)

新型コロナウイルスによる世界的パンデミックからの1年半。授業、試合、部室で仲間と語り合う時間。部活動に励む少年少女は、多くのものを失いましたそんな時だからこそ、どんな状況でもなくならないものをミューラルとして、私たちは描きました。それは「仲間と一緒に過ごした時 (とき)」です。
「コロナで試合や大会が中止になって、ガッカリもしたかもしれない。でも君たちが仲間と練習し、時にはぶつかり、時には励まし合った時間は永遠のもの。その経験は将来にわたって、君たちの心の支えになる。大丈夫、君は未来へ向かっている」という メッセージをストレートに表現し、未来を見据える瞳の中に、円陣を組む仲間たちの姿を描きました。

作品概要

©H.N.F.
  • 作品完成日:12/27(水)
  • 設置場所:エスコンフィールドHOKKAIDO 1F クラフトビール醸造レストラン「そらとしば by よなよなエール」壁面

代表・赤澤岳人の略歴

1981年生まれ。ロスジェネかつミレニアル世代。氷河期に就職活動するも「リクルートスーツを着る意味がわからない」と私服で面接に行き全滅。大学卒業後、法科大学院に入学し、その後は無職ニート。ロスジェネ世代の社会問題のステレオタイプのような20代を送る。
初めて定職に就いたのは29歳。人材大手のパソナに契約社員として入社。仕事をすることで自分の居場所が出来ることの喜びを感じ、仕事とは自己表現なんだと気付く。契約社員ながら社内の新規事業コンテストに毎年数十件の事業アイデアを出し続け、3年目に優勝。正社員登用され、自身の企画した新規事業を立ち上げたのちにパソナから独立。
プライベートでイベントの企画・司会を行っていた頃に出会った同世代の山本勇気(画家・OVER ALLs副代表)とともにOVER ALLsを設立。
自身も20代で失っていたものでもあり、日本人全体が失われた30年で忘れてしまった夢や希望や浪漫といったもの(これらをまとめてWOW!と呼ぶ)を取り戻すべく、仕事の矜持をミューラル(壁画の意)で表現する活動を続けている。

会社概要:株式会社OVER ALLs

「ミューラル (壁画)の力で、人々を表現者に変える」ことを目指して、全国各地で様々な作品を生み出し続けている。制作にあたっては、依頼者に驚かれるほど歴史や背景を調査し、想いを引き出すインタビューを実施。企業が社会、さらに組織で働く個人が伝えたい想い、歩んできた歴史を浮き彫りにして、ミューラルとして表現している。代表作はエスコンフィールドHOKKAIDOで大谷選手とダルビッシュ選手を描いた作品、東日本大震災の被害から再生への道を歩み始めた福島・双葉町の住民の方々の顔を描いた作品など。主に代表の赤澤岳人が企画・プロデュースを担当。メインアーティストである画家・山本勇気は「ART BATTLE JAPAN 2018」チャンピオン。「情熱大陸」や「news zero」、「サンデージャポン」など、メディア出演も多数。

出典:PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000034561.html
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Daiki

Daiki

Chief Editor

高橋 乃希 / Webディレクターとして、数多くのサイトやWebメディアの制作・運用を経験。スポーツシーン・キャンプ・アウトドアへの関りも深く、「&FLOW」の編集長に抜擢。★ 野球、格闘技、ゴルフ、ランニング、自転車

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