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話題の『全力ストレッチ』健康ビジネス新戦略とは? 〜代表と看板女性トレーナーが明かす成功の秘訣〜

株式会社ザウルス

株式会社ザウルスは全トレーナーが「お客様の期待値と価値をはるかに超えるサービス力を探求し提供し続けること」を心得とし、独自の”ザウルス式”体幹軸調整ストレッチを提供するストレッチ&もみほぐし専門店「全力ストレッチ」を全国61店舗展開しています。

全力ストレッチ HP
https://www.zenryokuebisu.com/

2020年のFC展開からわずか2年で加盟店61店舗を達成。業界No1の高クオリティな施術で今なお成長を続けるヒミツを、代表 阿佐美宏明と、全力ストレッチ麻布十番店、中目黒店FCオーナーであり、人材育成・FC店舗運営サポート「全力プロデュース」代表取締役を務める元トレーナー 野崎咲和子が語ります。

株式会社ザウルス 代表取締役 / 阿佐美宏明

30歳までプロ格闘技家として活躍。現役時代に広尾でタイ古式マッサージ店を開業。スポーツ経験を活かした骨盤調整で女優・モデルをはじめ数多くの顧客を通う人気店に。2020年 女性トレーナーが施術する新業態「全力ストレッチ」をオープン。タイ古式マッサージとスポーツトレーニングを融合したオリジナル施術が人気を呼び、オープンから僅か2年で全国61店舗まで急成長を遂げる。「健康産業で働く女性を豊かにする」を経営理念に掲げ、現在は後進の育成に尽力している。

人材育成・FC店舗運営サポート「全力プロデュース」代表取締役 / 野崎咲和子

22歳で全力ストレッチにトレーナーとして入社。トップトレーナーとして活躍後、25歳で独立支援プログラムで全力ストレッチ麻布十番店オーナーに。26歳でFCオーナーのサポート・新規FC開拓や人材育成を目的とした「株式会社全力プロデュース」を設立。現在、全力プロデュース事業に加え、自店2店舗目の中目黒店の運営と採用に特化したYouTubeチャンネルなど各SNS運用と幅広い分野で活躍中。
https://www.instagram.com/sawako_zenryoku/

急成長の秘訣は徹底したホスピタリティ

─ コロナ禍にFC展開をしたにも関わらずわずか2年で61店舗にまで広がった秘訣とは何ですか?

阿佐美:全力ストレッチは『感動ストレッチ』をモットーに、2020年4月コロナ禍の中FC展開をスタートし、わずか2年の期間で都内を中心に全国61店舗まで急成長を遂げました。ここまで短期間に店舗拡大できたのは、技術力の高さ以外に「ホスピタリティ」に徹底してこだわったことが大きな理由だと考えています。FC展開を始めて以来、加盟したいといってくれた方の多くが全力ストレッチのお客様です。施術の質の高さと弊社の理念に共感したお客様が「ウチでもやりたい」と手を挙げてくださった結果、2023年現在、全国61店舗まで出店数を増やすことができたのだと思っています。

─ 「感動ストレッチ」とは具体的にどういったものなのですか?

阿佐美:僕たちの目指すホスピタリティを「感動ストレッチ」と呼んでいるのですが、技術だけでは感動を与えられない。お客様の状況を見てさりげない心遣いがたくさんできた時に初めて感動が生まれると確信しています。全力ストレッチはいわゆる健康産業と呼ばれる業界ですが、基本的にはサービス業のひとつだと思っていて、接客面でも満足のいくサービスを提供することが僕たちの使命だと考えています。僕はトレーナーに「施術だけを提供する自動販売機にはならないように」と伝えています。「常に技術と接客力を磨き続けることがお客様に喜んでもらえることにつながるんだよ」と。こうした見えないホスピタリティにこだわり続けることがお客様に支持される理由なんだと思います。

─ 阿佐美代表が「ホスピタリティが大切」とおっしゃっていましたが、野崎さんが思う「ホスピタリティ」とはどのようなものですか?

野崎:私は、ただ、体が柔らかくなるだけだったら全力ストレッチじゃなくてもいいと思っていて、サードプレイスじゃないですけど、お客様にとって全力ストレッチが職場と家の他にもう一つの心の拠り所になってほしいと思っています。うちには60分、90分のコースがあるんですが、施術中、お客様といろいろな話をします。何気ない話から仕事の悩みや深い話まで話し込むこともあります。普通のマッサージとかストレッチに比べてたくさん会話をすることが、お客様が心を開いてくださる理由なんだと思います。「同僚や友人なんかに話せないこともここでなら話せる」と思ってもらえる場所が全力ストレッチであり、ストレッチの域を超えた本当の意味でのリラックスの場であると思っています。

─ 具体的にはどういったことを心掛けていますか?

野崎:皆さん、週に1回~2週間に1回と、かなりの頻度でいらっしゃるんですよ。そうなった時にお金を払って人の話を聞きたい人は基本的にいないと思うので、(トレーナーとして)プレイヤー時代は何気ない話をしてもらえるような自分でいようと思っていました。例えばですけど、「今日すごく寒くてベッドから起きるのがつらかったんだよ」みたいな話をされたら「よっしゃ!」って思いますし、施術中は「この人は普段どういうことを考えて生活しているんだろう」とかお客様のことに全力で興味を持つようにしています。薄っぺらい質問は一切せず、その人をどんどん掘っていくような感じで話すと皆さん楽しそうにお話してくれる感じはありますね。もう、絶対心の扉開いてやろうみたいな。「みんな俺のこと分かってくれないけど、さわちゃんなら分かってくれる」のを目指しています。

急拡大の中、あえてブレーキを踏んで挑んだ土台作り

─ 1号店オープンから順調だったのに比べ、3年目にから少し慎重に事業を進められているように思うのですが理由があるのですか?

全力ストレッチアカデミーの様子

阿佐美:FC展開を始めた当初から多くの方に支持され急拡大をしてきましたが、僕の中では「このまま成長していくといつかサービスの質が落ちるのではないか」という不安がありました。3年目以降も加盟希望の方は続々と手を挙げてくださったのですが、今は店舗数を増やすより内部体制を整えることが大切だと思い、土台作りに全力を注ぐことにしたんです。例えばトレーナーの技術・接客力を高めるZSTA協会認定トレーナーという民間資格やセミナーや研修を担う全力ストレッチアカデミーの運営などです。全力ストレッチではZSTAの資格が取れないと施術ができないルールがあります。

ZSTAでは、お客様の身体の状態に応じた施術法を学ぶことはもちろん、日々の接客マナーや店舗運営に欠かせないマネジメント力を身に着けます。こうしたトレーナーへのきめの細かい教育体制を整えることに加えて、新規のFC加盟希望の方へのヒアリングも丁寧に行っています。やはり、弊社のクオリティを維持するためにも企業理念を理解し、業界を盛り上げてくださる方を慎重に見極めていかないといけないと考えたからです。こうした土台作りに集中することで、ようやく全力ストレッチが目指す理想の形になってきたなと感じられたので、今後はさらに事業を拡大するフェーズに進んでいきたいと考えています。

本格的な経営者を目指すきっかけはフランスでの完全敗北

─ 現在、健康産業で快進撃を続ける全力ストレッチですが、今の経営スタイルを確立するまでに苦労などはあったのですか?

阿佐美:僕はファイターとして17才から13年間格闘技に打ち込んでいたのですが、28歳の時にフランスでの世界タイトルマッチをきっかけに引退を考えるようになりました。それまでは、格闘技の世界でチャンピオンになることが夢だったんです。だから自分の人生すべてを格闘技に賭けてきました。でも、世界チャンピオンの壁は厚かった。はじめて自分の限界を感じたのがその時でした。周りからは「まだもっとやれる」と声を掛けてもらってはいましたが、自分の中で何十年も賭けて全力で戦っても勝てなかったんだからこれ以上のベストなパフォーマンスは出せないなと感じました。今は周りがちやほやしてくれるけど、このまま中途半端なネームバリューを引きずって生きていくより、きっぱりと引退してビジネスの世界に飛び込もう決めました。そこで30歳で格闘技を引退し、はじめたのが全力ストレッチなんです。

サロン経営を始めるも試行錯誤の日々

─ 格闘家を引退されてからすぐ経営者として成功されているイメージですが、実際トントン拍子だったのですか?

阿佐美:そんなことないです。格闘家時代から経営者になりたいとは思っていましたが、当時はどんなことをしようとか決まってなかったです。たまたま25歳の時に格闘技修業先のタイで、タイ古式マッサージの施術を受けて「自分もやってみたい」と思い勉強を始めたんです。日本に帰国してからもマッサージの勉強は続けていたのですが、本格的に健康産業の世界に足を踏み入れたのが27歳の時です。広尾でマッサージ店を始めたんですが、当時はくびれを作る「骨盤調整」が人気で、お客様の多くがモデルさんや女優さんでした。サロンには僕の他にもメンバーはいたんですが、予約が埋まるのはなぜか僕だけ。サロンを軌道に乗せてたくさん稼ぎたいのにうまくいかなくて悩んでいました。今考えると僕というキャラクターだけで勝負していたことと自分だけ豊かになりたいという気持ちが大きかったのが原因だったんです。このままじゃスタッフも豊かになれないし、会社も大きくならない。施術師という職人スタイルをやめて、スタッフがもっと活躍できるスタイルに変えよう。そう決心して始めたのが今の全力ストレッチでした。

トレーナーの個性を生かすことが全力ストレッチの魅力

─ 女性トレーナーが身体の大きな男性を施術するという形態をとられているのには何か理由があるのですか?

阿佐美:よく「男性客受けのために女性トレーナーを採用しているのですか?」と聞かれるのですがそうではないんです。全力ストレッチをオープンする時、「スタッフの個性を生かすにはどうしたらいいんだろう」と考えて、ひらめいたのが女性トレーナーに負荷の高い施術を行ってもらうことでした。当時、ヨガブームの真っただ中で弊社に来るトレーナーにもヨガインストラクターの子もいたんです。そこで、女性トレーナーがヨガストレッチをするイメージが浮かんだんです。でも、ヨガの先生はやっぱりヨガが好きなのでなかなか難しかったです。他にも実業団出身のアスリートやスポーツ経験者のトレーナーもいたので、僕やトレーナーの経験を活かし、身体の可動域を広げるストレッチを前面に押し出していこうとなりました。こうして生まれたのが全力ザウルスオリジナルの体幹調整ストレッチなんです。
よく「うちは、
8億個の手技がありますよ (笑)」って言うんですけど、トレーナーの特技やお客様の身体の状態に合わせた施術を数えると自然とそうなるんですね。実際、体幹調整ストレッチは普段運動をされているお客様に「体の可動域が広がる」と喜んでいただいています。特にゴルフをされているお客様は可動域の狭さに悩みを抱えている方も多く、好評いただいています。

企業理念は「健康産業で働く女性を豊かにする」こと

─ スタッフの個性を生かすブランディングが成功されていますが、御社の経営理念をお聞かせください

阿佐美:僕が立ち上げ当初から企業理念として掲げているのが「健康産業で働く女性を豊かにする」です。全力ストレッチを開業した当時、健康ブームが盛り上がっている時代でリラクゼーション業界にも多くの女性が働いていました。彼女たちと話していると「頑張って仕事をしているけど、生活は苦しい」という声が多かった。リラクゼーションや整体の世界では、頑張ってもなかなか収入が上がらないという問題があります。実際、僕も現役時代、指名数は多かったけれど収入に結びついていなくて苦労した経験があったんです。教育業界でも子どもが好きで保育士になったのに、激務と給与の低さにギャップを感じ泣く泣く離れていく人が多いと聞きます。健康業界もまさに同じ構造だと感じています。だから、僕の事業に参加してくれる女性たちの人生を豊かで幸せなものにしたいと強く思ったんです。それには業界を変えていくしかない。業界を変えるにはNo.1を目指そう。そんな気持ちで走り続けていたら、気が付けば300名のトレーナーが僕のところに集まってくれていました。

「頑張りを評価される」ことが仕事のモチベーションにつながる

─ 阿佐美代表に全力ストレッチの開業や起業理念などをお伺いしましたが、野崎さんはどういったきっかけで入社をされたのですか?

野崎:私は福岡で高校を卒業後、22歳の時に母の仕事で東京について行った時に東京で働きたいと思ったんです。元々ヨガのインストラクターをしていたので、東京でもヨガの仕事をしようと思って求人を探していたのですがあんまり食べていける感じのお給料ではなくて…。しかも当時、ヨガインストラクターはめちゃくちゃ強豪というか、すごいレッドオーシャンだったんで「ここで戦うのは無理だな」と。そんな時、全力ストレッチの求人の「業界水準の給与システムと研修制度」を見て、学べてお給料ももらえるならやってみようと思って応募しました。

─ 実際、入社してみてどうでしたか?

野崎:最初の頃は「綺麗なお姉さんがいるところ」というイメージだったんですが、綺麗なだけじゃなくてめちゃくちゃ真面目でみんな真剣だったのが印象的だった記憶があります。最初の頃は体力をすごく使うなっていうのは感じました。まず、体の大きな男性と接するシーンも多いので今までとは全然違うなと。でも、そこで辞めようとは一度も思わなかったです。うちは施術すればするだけお給料が上がるシステムだったので、頑張った結果が実感として返ってくると思うとむしろ幸せな疲れみたいな感じでした。

─ 施術の大変さはもちろん、接客面でもいろいろ大変なことがあると思うのですが、そのあたりはどうやって乗り越えたのですか?

野崎:うちは体育会系なので、みんなで出かけたり、同じような仲間と喋ったりすることが、乗り越えてこられたきっかけなのかなというのと、やっぱりお給料日にやっていて良かったなって思うことしかなくて。割に合わないなと思ったことはなかったです。

全力ストレッチは「職業訓練校」?

─ 現場以外にもきめ細かい研修制度などスタッフ教育に力を入れている理由を教えてください

阿佐美:僕たちは業界No.1のサービスを提供するほかに「職業訓練校」の役割も果たしたいと思っています。僕のところにやってくる子の中には元アスリートやヨガトレーナー以外にも家庭の事情や挫折からコンプレックスを抱える子も少なくありません。彼女たちは何とかして自分を変えたい、幸せなりたいと思って弊社に応募してくれるんです。僕は面接の時に彼女たちに「君はこの仕事でどんな風になりたい」と聞きます。そうすると自分のなりたい姿や夢を語ってくれるので「じゃあ、一緒に頑張ろう」と。技術や接客力を磨くことでお客様に応援され、自分たちの生活や心にゆとりが生まれ夢が叶う。夢が叶ったことが仕事のモチベーションになってさらに上を目指す。トレーナー自身がどうすれば自分が輝くのかを考えて仕事に取り組むことで、新しく入ってくるトレーナーの憧れの存在になって店舗全体が良くなっていく。この繰り返しが彼女たちの自信につながり、お客様に感動を与える施術として還元される。そうやって、お客様に満足していただくだけでなく、仕事を通じて幸せになってくれるトレーナーを増やす会社でありたいと思っています。

─ 実際、野崎さんはトレーナーから6年で本部・FC店を支える「全力プロデュース」の代表になられていますよね

野崎:はい。現在は全力ストレッチ向けに運営の仕方が分からないとか女の子のマネジメントがよく分からないオーナーさんに対して、月3,4回、店舗に出向いて戦術だったり、お客様への接し方だったりをマネジメントしていくのと、本部からの請負で全力ストレッチグループに入りたい女の子を増やす目的でYouTubeを回しています。自分が実際に(FC)オーナーをやっているので、新しくFC加盟を考えているオーナーさんに「こういうエリアが空いていますよ」だったり、資産表やPL(収益計算表)を一緒に考えたりしています。

FC店成功のきっかけはトレーナーみんなに自分の背中を見せること

─ トレーナーからFCオーナーになられた経緯を教えてください

野崎:私自身、自分で何かを切り開いていくタイプではなくって、結果を出していく中で阿佐美から「いつか手が動かなくなっても何か働けるようにするからね」と言っていただいていました。私も(トレーナーとして)プレイヤー時代すごく体力を使うので「体が動かなくなったらどうしよう」という不安もあって。その時に「会社で応援するからオーナーにならないか」と言っていただいたので、オーナーのことはよく分からないけどやろうと思いました。

─ トレーナーからオーナーになって苦労したことはありますか?

野崎:オーナーになって現場に立たなくなった時に「どうやったら私の声に重みをもたせることができるんだろう」ということに悩みました。プレイヤー時代は(売上)ランキングとか結果を出しているから後輩たちにも「さわこさんは1位だから」っていう説得力があったかなと思うんですけど、オーナーになったらそういった背中を見せずに戦うことになるんだろうなと思っていたんです。そうなった時にどうやって信頼というか信ぴょう性というか、そういうものを見出すかにすごく苦労しました。今のFCオーナーさんにも言われるんですが、(オーナーになったら)お店をスタッフにほとんど任せる形になると思うんですけど、小さなことですが朝来て時間通りに掃除をしてお客様に親身に対応してくれてみたいなのが当たり前じゃないんだなっていうことを体験して「うわ、これはなかなか難しいな」と思いました。

─ 当たり前のことを当たり前にするために何か具体的に動かれたことは何ですか?

野崎:その時、これはもう私が背中を見せるしかないと感じて、マネジメントを始めたり、YouTubeやったりと、スタッフが目に見えて「さわこさんも頑張ってるんだ」っていう風にしなくちゃと思って。せっかくいただいたチャンスなので、私がロールモデルとして、表に立って自分が何をやっているか一目瞭然にできるようにしなくちゃと思いました。そんなことをしているうちに事業が増えていって、今の全力プロデュースにつながっていったんです。

全力プロデュースは必然の繰り返しで生まれた

─ 今ではFC店2店舗の他に子会社「全力プロデュース」の代表を務められていますが、これはそもそも決まっていたのですか?

野崎:もともと何者かになりたいみたいな独立心は強かったんです。言われたことだけをするんじゃなくて、自分で何か切り開きたいみたいな。でも、お店を持ちたいとかはなくて、グループに入った時に「待って自分のお店持てるの?」みたいなところから始まって、(全力プロデュースという)会社になった時も個人事業主としていろんな会社さんと取引していくことが増えて(個人事業主のままでは)ややこしいことが出てきたので「法人化させてください」と(全力ストレッチ)本部に言いました。やっぱり個人だと物件を借りるだとか、お金の面だとか、女性だからこそ自分でやることの苦労もあって。そういった意味でも、法人化したことで事業がすべてうまくいきはじめたなと感じています。

与えられる立場から与える立場になりたい

─ プレイヤーから会社の代表になれた今、次の目標はありますか?

野崎:会社と個人と2つあるんですが、会社としては「席を作ってあげたい」と思っています。お店を作らせていただいたり、会社をやらせていただいたりと自分はかなり与えられた方だと感じています。お店に入ってきてくれた子たちに私のようにトレーナーの次のステップを与えるのが目標です。例えばマネジメントの部門を作るとか、YouTubeの編集やWeb系の仕事を与えたりだとか、全力ストレッチに入ったことで自分の人生が変わったと私は思うので、そういう子を一人でも多く増やすのが私の役目かなと感じています。代表の阿佐美も言っているのですが、健康産業で働く女の子が1人でも2人でも幸せになる子が増えてくれたらうれしいなと思っています。私個人としては、自分のキャリアを確立してから、結婚・出産を経験したいなと思っています。

目標は“1,000店舗” ストレッチで関わる全ての人を豊かにしたい

─ 阿佐美代表の「全力ストレッチ」での今後の展望を教えてください

阿佐美:僕は格闘技という縦社会で育ってきているので、考えが古いかもしれないないですけど、僕を支えてくれる若い人に貢献するのが代表の使命だと思っています。僕自身、上の世代の方からたくさん知恵をいただいて今があります。なので、お世話になった恩を今度は関わる人すべてにお返ししたいんです。全力ストレッチで働くトレーナーを僕が豊かにして、そのトレーナーが今度は下のトレーナーや大切な人を豊かにする。その循環を作っていきたいです。今では看板トレーナーになって店舗を支えてくれる子や「記念日に両親に美味しいものを食べさせてあげられました」「行きたかった海外旅行に行ってきました」と報告してくれる子もいます。彼女たちが嬉しそうに報告してくれることが、今の僕の一番のモチベーションになっていますね。僕、よく店長や幹部スタッフに「自己犠牲力こそ、上に立つ最大の力」と話します。「自分の両手でお客様に喜んでいただき、自分が豊かになるのが最初のゴール。次は関わる人たちを同じように豊かにすることに全力になれ。そうすれば君にたくさんの人が付いてきてくれるよ」って。ビジネスでもなんでも1人の力には限界があるし、1人でお金持ちになっても一緒に喜んでくれる人がいないと寂しいじゃないですか。僕の次の目標はストレッチでお客様に最高のサービスを提供し、今の生活を変えたい若い人を豊かにすることです。そのためにまずは1,000店舗出店。最終的にはリラクゼーション業界を統一したいと思っています。大きな目標だと思いますが、僕のやっていることは単純に目の前の人を豊かにすることの繰り返しです。そのためには社長である僕が成長し続けることが大切だし、前線に立ち続けることが大切だと思っています。

全力ストレッチ

「お客様の期待値と価値をはるかに超えるサービス力を探求し提供し続けること」を心得とし、独自の”ザウルス式”体幹軸調整ストレッチを提供するストレッチ&もみほぐし専門店「全力ストレッチ」を全国61店舗展開。

株式会社ザウルス

  • 〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-17-6 コートモデリアサウス恵比寿002
  • 代表取締役:阿佐美 宏明
  • 事業内容:
    リラクゼーションサロン / マッサージサロン / エステティックサロンの企画・運営
    スポーツジム / スポーツ施設の企画・運営
    ホームページ及びWEBアプリ等デジタルコンテンツの企画・立案・政策
    携帯電話及びその付属関連商品の販売及び代理店業
    市外電話サービスの利用加入者募集
    日用雑貨 / 文具 / アクセサリー / 化粧品 / 食料品の販売及び輸出入
  • HP:https://www.zenryokuebisu.com/

全力プロデュース公式YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/@user-ek2nq1hj8c/videos

求人YouTube /【全力ストレッチスタッフ募集】サワコ
https://www.youtube.com/@zenryokuproduce

出典:PR TIMES STORY
https://prtimes.jp/story/detail/b2QWK7TmPGr
  • 記事を書いたライター
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Daiki

Daiki

Chief Editor

高橋 乃希 / Webディレクターとして、数多くのサイトやWebメディアの制作・運用を経験。スポーツシーン・キャンプ・アウトドアへの関りも深く、「&FLOW」の編集長に抜擢。★ 野球、格闘技、ゴルフ、ランニング、自転車

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